オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2026年1月

吉村住設のよもやま話~雑学講座34~

皆さんこんにちは!
吉村住設、更新担当の中西です。

 

1. 現況診断:まずは棚卸し 🔎
• 契約・分電盤:主幹容量(例:40A/50A)、漏電ブレーカー有無、回路数、回路表の整合。ブレーカー落ちの頻度/場面を記録。
• 回路負荷:エアコン・レンジ・乾燥機・IH・食洗・給湯の同時使用で落ちるなら専用回路不足のサイン。
• 通信:Wi‑FiのRSSI/速度、死角、LANの配線系統。テレワーク席は有線優先。🧪
• 安全:アースの無いコンセント、延長タコ足、焦げ跡/異臭などは即是正。

 

2. 分電盤・保護:事故を“設計で未然に” ⚡
• 専用回路:エアコン/レンジ/食洗/洗濯乾燥/浴室乾燥/給湯/EV/蓄電/サーバ/天井AP。
• RCD(漏電遮断器)/MCB:水回り/屋外/EVは30mA感度を基本に。
• サージ対策:SPD(避雷)を分電盤へ。情報系はLAN/同軸にもサージ保護を。
• AFDD(アーク故障検知):火災リスクの高い回路に採用を検討。🔥
• 空き:2〜6Pの空きを確保、将来用の空配管を分電盤〜天井裏/床下へ。

 

3. コンセント/スイッチ/配線計画 🧭
• 高さ:コンセント350〜450mm、カウンター上1000〜1100mm、壁掛TV/掃除機基地は専用。
• 位置:ベッドサイド/デスク/ソファ足元/玄関土間/バルコニー/外構。ロボット掃除機拠点も忘れずに。
• 配線ルート:PF/CD管で可とう性、点検口でメンテ性を確保。交差部は弱電と動力を離す。
• 調光/多回路:リビングは主照明+間接+手元の3回路以上。会議/映画/読書のシーン切替をプリセット。💡

 

4. 通信:LAN主、Wi‑Fi従 📡
• LAN:Cat6Aを標準、PoE給電で天井AP/カメラ/センサーに電源供給。
• AP配置:各階1台を目安に天井中央。メッシュより有線バックホールが安定。厚壁やRCは中継を計画。
• 光回線:ONU/ルータを弱電盤へ集約し、配線の星形化でトラブルを局所化。

 

5. スマートホーム:“モード”で暮らす 🏠🤖
• 規格:Matter/Thread採用でメーカー縛りを軽減。既存機器はブリッジで統合。
• シーン例:
o おはよう:シャッターOPEN、換気強、エアコン自動、コーヒーメーカーON。☀️
o 外出:全照明OFF、エアコン省エネ、鍵施錠、セキュリティON。
o 映画:間接光10%、カーテン閉、AV電源ON、Wi‑Fi来客用OFF。
• 自動化:人感/開閉/CO₂/日射トリガーで空調・換気・遮蔽を自動制御。

 

6. EV/V2H・太陽光・蓄電の連携 🚗🔋
• EV充電:200V/30–40Aの専用回路。屋外は防水/防錆/アース必須。
• V2H:非常時の家全体給電。分電盤の重要負荷系統を分けておくと運用が楽。
• 太陽光/蓄電:HEMSで自家消費優先、洗濯/食洗/給湯を昼運転へスケジュール。📅

 

7. セキュリティ/見守り 🔐
• 録画インターホン/カメラはPoE有線で安定化。クラウド連携は通信量/プライバシーも配慮。
• 窓センサー/マグネット、人感/開閉、ガス漏れ/水漏れセンサーでIFTTT/Matter連動。

 

8. 施工フロー 🗂️
1) 既存調査(回路測定・図面化) 2) 分電盤計画/専用回路設計 3) 配線ルート・点検口計画 4) LAN/天井AP/PoE設置 5) スマート機器設定 6) 試験(絶縁/接地/速度/負荷) 7) 回路表と取説整備。

 

9. 予算・工期目安 💰⏱️
• 分電盤更新+専用回路増設(2〜4回路):12〜35万円/1日。
• 天井AP×2(有線バックホール)+PoE:8〜25万円/半日〜1日。
• スマートスイッチ/センサー一式(要調整):5〜20万円。
• EV200V回路+屋外ボックス:8〜20万円。

 

10. ケーススタディ 🧩
課題:テレワーク中の通信不安定とブレーカー落ち。
対策:分電盤更新+専用回路追加、Cat6Aでデスクに有線、天井APを各階に、Matterで照明/空調を自動化。
効果:会議中の切断ゼロ、家族の同時使用でも余裕。外出/帰宅モードで無駄が自動的に削減。✨

 

11. チェックリスト ✅
☐ 専用回路/アース/漏電保護OK
☐ 回路表整備・将来用の空き/空配管
☐ LAN(Cat6A)星形+天井AP配置
☐ PoE/弱電盤の集約と冷却
☐ HEMS/Matter/Threadの統合
☐ EV/V2H/太陽光/蓄電の系統整理
☐ センサー/カメラの電源と通信

 

まとめ:電気と通信は住まいのOS。安全×拡張性×自動化を同時に設計して、暮らしのアップデートを続けましょう。🔌📶🤖

 

 

お問い合わせはこちらから!

 

吉村住設のよもやま話~雑学講座33~

皆さんこんにちは!
吉村住設、更新担当の中西です。

 

1. まず現況を“見える化”する
• 建築年×地域:1981年(新耐震)/2000年(N値計算・接合金物強化)を境に基準が異なる。図面・確認済証の有無を確認。
• 劣化の有無:土台腐朽、白蟻、柱脚の割れ、基礎のクラック(ヘア/貫通)、アンカーの錆。劣化箇所は補強前に是正。
• 壁量・偏心:耐力壁の量とX-Y方向のバランス、平面重心と剛心のズレ(偏心率)を把握。偏りはねじれの原因。
• 水平構面:2F床・小屋裏の剛性/倍率が低いと壁の効きが減る。合板増し張りで面剛性を確保。

 

2. 木造(在来/2×4):効く補強の順番
1) 基礎・柱脚の健全化:布基礎の無筋→有筋増し打ち/耐圧盤、ひび割れエポキシ注入。アンカーボルト挿入/増設、ホールダウンで柱脚引抜に抵抗。
2) 耐力壁の計画:面材耐力壁(構造用合板/OSB/ダイライト等)を開口バランスを見ながら対向配置。1階隅角と開口部周りを重点配備。
3) 水平構面(床・小屋):構造用合板12mmを根太・タル木へN釘@150/100等で留め、床倍率を上げる。小屋裏にも火打ち/合板。
4) 接合金物:筋交いプレート/羽子板/座金/短ほぞの見直し。古い釘打ちのみ→金物化で一気に強くなる。
5) 屋根軽量化:重い瓦→軽量金属/防災瓦へ。上部質量を下げると地震時の慣性力が減少し、全体の効きが上がる。
ワンポイント:壁を“増やす”よりバランス。南面だけサッシだらけで北が壁だらけ…は典型的なねじれ要因。南にも短尺壁を挿む、耐力ブレースを入れる等でX-Y均衡を取る。

 

3. 開口補強と居住性の両立
• 掃き出し窓を耐力壁化したい場合は、フレーム付き耐力サッシや鋼製枠+方杖/枠内ブレースで採光と剛性を両立。
• 吹抜けは気持ちいいが水平構面欠損。梁補強+耐力壁追加または制振ダンパー併用で対応。

 

4. RC・SRC・マンションの要点
• 共用部:外壁・梁・床スラブ・バルコニーは共用扱いが多く、管理組合の合意が必須。専有部内は間仕切/開口中心の対策。
• 耐震壁の新設(建替/大規模改修時):開口を減らして壁量増、スリットで柱梁の塑性ヒンジ位置をコントロール。
• 巻立て:柱・梁を鋼板/FRP/炭素繊維で巻く方法。靭性とせん断耐力を底上げ。居住中工事は粉塵/騒音配慮が肝。
• 住戸内制振:戸境壁や廊下側にせん断型制振ブレースを設置。専有部だけで完結しやすいのが利点。

 

5. 制震・免震という選択肢
• 制振:木造向けのオイルダンパー/粘弾性ダンパーをX型/門型で配置。補強壁量を抑えつつ揺れを半減でき、家具転倒も抑制。費用感は1邸40〜150万円(箇所/メーカーで差)。
• 免震:戸建て後付けは基礎直上に免震装置+配管伸縮など大工事。新築/大規模改修向きで数百万円〜。

 

6. 非構造部材の安全:命を守る“仕上げ側”対策
• 天井:野縁受け/ハンガーの落下防止、点検口の固定。重い照明や吊り物の補強。
• ガラス:飛散防止フィルムを掃き出し/腰窓/家具ガラスへ。
• 家具:L金物/ベルトで壁下地に固定。上下分離型収納は連結/座金で一体化。
• 開口部:引戸はレール脱落に注意。戸車点検と上枠ガイドの追加で外れにくく。

 

7. 設計フローと検査 
1) 事前調査(図面・現地・劣化) 2) 解析(簡易評点→必要に応じ時刻歴/保有水平耐力) 3) 補強計画(壁量/偏心/接合/基礎) 4) 意匠調整(開口・動線) 5) 施工(劣化是正→構造補強→仕上) 6) 検査(金物トルク・釘ピッチ・写真記録・第三者監査)。

 

8. 予算・工期の目安 ⏱️
• 木造部分補強(壁数カ所+金物):50〜150万円 / 5〜10日。
• 全面的な耐震改修(基礎一部増し打ち+壁量再編+水平構面):180〜450万円 / 2〜4週間。
• 制振ダンパー(3〜6カ所):40〜150万円 / 2〜5日。
• RCの柱・梁巻立て(住戸内):80〜250万円 / 1〜2週間(粉塵・養生次第)。

 

9. ケーススタディ
条件:1980年(旧耐震)木造2階、延床30坪。南面大開口で1階に壁が少なく、玄関・LDKの隅角部にねじれが発生。
対策:1階南面に面材耐力壁を2スパン追加、北西隅にホールダウン、2階床に12mm合板で水平構面強化。屋根は軽量金属へ葺替、階段室に制振ダンパーを1カ所。
効果:簡易評点0.4→1.0へ、計算上の層間変形角▲40%。体感の揺れも短時間で収束、食器の落下ゼロ。✨

 

10. よくある誤解と回避 ‍♀️→✅
• 誤:「筋交いを増やせばOK」→ 正:水平構面/接合/基礎が弱いと効かない。面で連続させる。
• 誤:「南面は明るさ重視で壁ゼロ」→ 正:短尺耐力壁/耐力サッシで光と剛性を両立。
• 誤:「古い基礎にそのまま増し壁」→ 正:アンカー/座金不足を先に是正。
• 誤:「制震は贅沢」→ 正:開口を潰さず揺れと家具転倒を減らせる費用対効果の高い手段。

 

11. チェックリスト ✅
☐ 劣化(白蟻・腐朽・ひび)を是正済み
☐ 壁量とX-Yバランス、ねじれの評価
☐ 水平構面(床・小屋)の剛性確保
☐ 接合金物(ホールダウン・アンカー・座金)を適正化
☐ 基礎補強の要否判断と処置
☐ 屋根軽量化の検討
☐ 非構造部材(天井・ガラス・家具)の対策
☐ 施工写真・金物トルク記録・第三者検査

 

まとめ:耐震は“点”ではなく連続する“面”と“線”の設計。基礎→柱脚→壁→床→小屋を切れ目なくつなぎ、必要に応じて制振で揺れを抑える。暮らしと意匠を壊さず、確実に効く改修を選びましょう。

 

 

お問い合わせはこちらから!

 

吉村住設のよもやま話~雑学講座32~

皆さんこんにちは!
吉村住設、更新担当の中西です。

 

1. 現況診断:データから始める 🔎
• 請求明細の分解:空調/給湯/照明/家電/その他に仮配分。季節変動で用途を推定。
• 外皮の評価:窓種(単/複/Low‑E)、隙間感(すきま風・結露ライン)、天井/壁/床の断熱有無。
• 設備棚卸し:エアコンの年式/容量、給湯器の方式/年式、換気扇の風量/騒音、照明のLED化率、分電盤の余力。

 

2. 断熱・気密:“使う前に逃がさない” 🧱
• 窓:内窓/カバー工法/Low‑E化で熱損失を大幅削減。結露・ドラフトも抑える。
• 天井/床/壁:リフォーム機会に連続断熱。コンセント廻り/配管貫通の気密もセットで。
• 玄関:断熱ドア+気密パッキンで出入口のロスを抑制。

 

3. 空調・換気・給湯:大物から効率化 🌀🔥
• 空調:インバータ高効率機へ更新。適正容量と配置(直風を避けサーキュレータ弱で撹拌)。複数小容量で分散運転も有効。
• 換気:熱交換換気で排気熱を回収。トイレ/浴室は常時弱+使用後強の自動制御に。
• 給湯:ヒートポンプ式(エコキュート等)、または潜熱回収型。浴槽は保温+断熱フタで追い焚き回数を低減。

 

4. 照明・家電:地味に効く🧠💡
• LED化100%と人感/調光で待機電力も抑制。演色性を落とさず省エネに。
• 冷蔵庫/洗濯乾燥/食洗は省エネ等級を確認。稼働時間の長い家電から順に更新。

 

5. HEMS/制御:自動で“もったいない”を消す 🧩
• スマートメーター連携で時間帯別の使用量を可視化。ピークカットとタイマー運転を設定。
• 在宅/不在シーンごとのモード(換気・空調・照明)をプリセットし、ワンタップで切替。

 

6. 太陽光・蓄電池・EV連携:創って貯めて使う ☀️🔋🚗
• 太陽光:屋根南〜南西面、影の少ない屋根で1kWあたり約5〜7㎡が目安。
• 蓄電池:自家消費率向上と停電対策。4〜10kWhで夜間の基礎負荷をカバー。
• EV/PHV:V2Hで家庭と車の電力を相互利用。非常時の電源としても強力。

 

7. 電気工事・分電盤:安全余力を確保 ⚡
• 専用回路(エアコン/食洗/乾燥/EV/エコキュート)を計画。アース漏電遮断器を適正化。
• 分電盤は回路ラベルを整備し、将来の増設スペースを残す。

 

8. 料金プラン・契約:賢く選ぶ 💳
• 時間帯別料金や季節別、再エネプランを比較。昼の自家消費、夜の安価電力で蓄電を活用。

 

9. 予算・工期・概算効果(目安)💰⏱️📉
• 窓内窓(腰窓×4/掃出×2):40〜100万円 → 冷暖房費▲10〜20%。
• 断熱ドア:20〜40万円 → 隙間風/ドラフト軽減。
• 熱交換換気:20〜60万円 → 換気ロス削減、結露/臭気改善。
• 高効率空調×2台:30〜80万円 → 消費電力▲20〜40%。
• エコキュート:25〜60万円 → 給湯コスト▲30〜50%。
• 太陽光4kW:70〜130万円、蓄電池6kWh:80〜160万円 → 自家消費率↑、停電時も安心。

 

10. ケーススタディ 🧩
条件:延床32坪・4人家族。既存:単板ガラス、旧式エアコン、ガス給湯。
対策:内窓+断熱ドア、6畳用×2台の高効率エアコンで分散、エコキュート、太陽光4kW+蓄電6kWh、HEMSで在宅/外出モード制御。
効果:年間光熱費▲30%、夏のピーク電力▲35%。停電時も冷蔵庫/照明/通信を維持。📈

 

11. チェックリスト ✅
☐ 明細の分解と“弱い輪”の特定
☐ 断熱連続性/気密の穴埋め
☐ 空調容量・台数・配置の最適化
☐ 給湯のヒートポンプ化
☐ HEMSのモード設計・自動化
☐ 太陽光/蓄電/EVの導入余地
☐ 分電盤の専用回路と増設余地

 

まとめ:省エネは“我慢”ではなく“設計”。逃がさない×効率よく作る×賢く制御で、快適さを落とさず家計と環境を守れます。🔋🌞🧠

 

 

お問い合わせはこちらから!

 

吉村住設のよもやま話~雑学講座31~

皆さんこんにちは!
吉村住設、更新担当の中西です。

 

1. まず“目標状態”を定義する ✍️
• 転倒ゼロ:段差解消、滑りにくい床、連続手すり、つかまる場所の連続。
• 寒暖差ゼロ:玄関/廊下/脱衣室/トイレの温度ムラを削減(暖房や断熱強化)。
• 迷子ゼロ:分かりやすい光/色/サイン、視線を遮らない家具配置。

 

2. 寸法・勾配・高さの基準(目安)
• 通路幅:最低800〜900mm、車椅子回転は1500mm円。
• 有効開口:750〜800mm以上。開き戸→引戸へ変更で確保しやすい。
• 段差:0〜3mmを目標。やむを得ない場合はテーパー(スロープ)で1/12〜1/15程度。
• 手すり:握り径32〜36mm、高さ750〜850mm。階段は連続し、端部は袖口ひっかけ防止の内巻きに。
• スイッチ/コンセント:SW1000〜1100mm、コンセント350〜450mm。座位でも立位でも使いやすく。
• トイレ座面高:400〜430mm。紙巻器600〜700mm、手洗器は車椅子膝入れ650mm+。

 

3. 玄関・廊下:つまずかない入り口
• 上がり框の段差ゼロ(框スロープ/フラット化)。手すり+腰掛けベンチで靴の着脱を安全に。
• 土間材はノンスリップ。庇で濡れにくく、人感+常夜灯で夜間の視認性UP。
• 玄関から洗面まで一直線動線+手洗い高さの最適化。杖・靴べらの定位置収納。

 

4. LDK:座位中心でも使いやすく 
• 引戸化で開閉時の体の回転を削減。ソフトクローズで指挟み防止。
• 床はノンスリップ×クッション性(硬すぎず柔らかすぎず)。ラグ端部は段差テープでつまずき防止。
• テーブル高さ700〜720mm、椅子座面420〜450mm、肘乗せ可のアームチェアで立ち上がりを補助。

 

5. キッチン:立つ/座る両対応
• カウンター高さは身長×0.5±2cmを基準に複数段(シンク高はやや高め、加熱機器側はやや低め)。
• 引出収納で前屈負担を削減。タッチレス水栓/見守りIHで火傷と消し忘れ対策。鍋は軽量を選ぶ。
• 作業中の休憩用スツール、床は疲れ軽減マットを併用。⚡

 

6. 浴室・洗面:ヒートショックと転倒を止める
• 段差ゼロの出入口、ノンスリップ床、L字手すり(出入口縦+浴槽横)。
• 浴室暖房と保温浴槽で温度差を縮小。断熱窓/内窓で結露・冷輻射を軽減。
• 洗面は膝入れと引出で座位動作に対応。三面鏡裏収納は把手の掴みやすさ重視。

 

7. トイレ:姿勢保持と介助スペース
• L字手すり(立上り+着座)、引戸で介助スペース確保。換気の連続運転で臭気・結露を抑制。
• 緊急時の呼出ボタンや人感照明、夜間は足元灯。紙巻器は前方に近く取りやすい位置に。

 

8. 寝室:起き上がり・歩き出しの一歩目 
• ベッド高さ450〜500mm、立上り手すりをベッドサイドに。通路は900mm確保。
• ナイトライトで夜間移動を安全に。クローゼットの引戸化と低荷重レールで軽く滑る操作感。

 

9. 階段・外構:一段一段を安全に
• 蹴上170mm以下・踏面250mm以上を目安に、滑り止めと連続手すり。踊り場に休息椅子も有効。
• 玄関アプローチは1/12〜1/15勾配のスロープ、手すり・屋外照明・転落防止をセットで。

 

10. 視認性・色・音:迷わない工夫
• 段差や縁にハイコントラスト、ドア/壁/床の色差で空間の境目を明確に。
• チャイム/センサーで離れた場所でも来客・開閉を知覚。聴覚支援にも配慮。

 

11. スマートホーム/見守り
• 音声スイッチ、人感照明、自動開閉の玄関錠、転倒検知や見守りカメラ。家族のスマホへ通知。
• HEMSで空調と換気を一括制御し、温度ムラを可視化。

 

12. 予算・工期(目安)⏱️
• 引戸化・開口拡張:10〜40万円/1カ所・1〜2日。
• 手すり一式:2〜10万円/室。
• 段差解消・スロープ:3〜20万円。
• 浴室/トイレのバリアフリー改修:20〜100万円。

 

13. ケーススタディ
課題:廊下が暗く段差で転びやすい。夜間のトイレ移動が不安。
対策:開き戸→引戸、有効開口800mm、段差ゼロ化、連続手すりと足元灯、人感照明。脱衣室はパネルヒーターで暖房。
効果:転倒ゼロ、夜間移動の不安が解消、家族の介助負担が軽減。✨

 

14. チェックリスト ✅
☐ 有効開口750mm以上・通路幅800mm以上
☐ 段差ゼロ(または緩勾配スロープ)
☐ 連続手すり・握り径・高さ適正
☐ ノンスリップ床とラグ端部処理
☐ 温度ムラ対策(玄関/廊下/脱衣)
☐ スイッチ/コンセント高さの再配置
☐ 呼出・見守り・照明の自動化
まとめ:器具を足すより先に寸法と連続性。引戸×段差ゼロ×連続手すりが作れたら、バリアの大半は消えます。家族みんなの安心を“設計の力”で。♿

 

 

お問い合わせはこちらから!

 

ホームページリニューアルしました

apple-touch-icon.png

今後ともよろしくお願いします。